秋田県 由利本荘市の物件詳細 田舎暮らし物件・不動産検索の洒洒落落

由利本荘市は秋田市に隣接した県南部の市で、東京23区のほぼ二倍の市域で県内一の広さを誇る。沿岸部は鳥海山やマリーナ、内陸部は農山村地帯が広がる表情豊かな市で7万1千人ほどの市民が暮らす。物件はその内陸部中田代地区の旧宅で、江戸後期からの地主の地所である。後背地は秋田杉の母樹林、前面には田園が広がっている。母屋は鶴翼の構えに似た作りで人寄せの広い座敷のほか離れがある。北側は山の水を引いた風情ある池も。その他敷地内には農作業用の大きな倉庫、旧道を挟んだ場所にお蔵が建つ。週三日ほど管理人が通っているので手入れも行き届いている。上下水道利用。住まいの履歴書「わたしの家は江戸時代の終わり頃から代々農業を営んできた170年ほど続く農家でした。先代の父は終戦の年にここで開業医を始めました(今はその建物はありません)。『半農半医』でしょうか。わたしは生まれてから小学校6年生までここで生活していました。その当時病院に勤めていた方が現在まで家や庭の手入れをしてくれています。古い家ですが愛着を持っております。住まいや工房などでこれからの暮らしをこの場所で始めていただける方にぜひ引き継いでいただければと考えております。」